こちらの宿は、明治創業のうなぎ屋を前身としているほど、うなぎを売りとした懐石コースです。新春の息吹を感じる品々を楽しみました。
メニューはこちらです。

まずは柿なます、菜の花と三陸わかめです。黒い塗のお盆で、お正月&新春のいぶきですね。柿がちょっと甘かったかな・・・まあ私は柿がそれほど得意ではないので。菜の花に数の子添えられ、好物です♪



初夢椀と銘打った椀のものです。
おそらく輪島塗でしょう、ふたの裏の柄まできれいないい御椀です。しんじょ、サトイモ、人参などで彩りも鮮やかです。しんじょの内容は忘れちゃいました^^


やはりおめでたいプレゼンテーション、松竹梅八寸です。
昆布、黒豆、のし鶏、いくらとなまこのゆず釜など・・・おいしかったです。




お皿が、巳年の柄なんですね。

お造りは上品にとてもきれいに盛りつけられています。竹割りの器に、駒を模した人参と大根、松葉や千寿を使ってお正月の演出がきれいですね。鮪は・・・わりに普通だったかも^^。


次は揚げもの、福袋湯葉揚げです。湯葉で包んだ揚げもの中に、サプライズの「福」がはいっていましたよ。楽しさを演出でした。


次は、米沢牛の竹林焼きです。竹の皮の香りと柔らかい牛肉がやさしいおいしさでした。マイタケのかおりがいいですね。


さて、〆のお食事はもちろんうなぎですよ。かば焼きは、蒸してから焼いているのでしょうか。柔らかい食感でした。赤だしと香の物といっしょに。


最後の水菓子は、小倉杏仁と福良いちご、ブドウ、メロンでした。
杏仁に添えられた金箔がきれい。果物はまずまずってところでしょうか。

朝食は品数たっぷりでしたよ。
煮物、お浸し、ご飯もおいしかったです。

朝食後のコーヒーはこちらのサロンで出していただけますが、私たちは混雑していたので部屋にしていただきました。

お食事はあでやかな演出で全体にきれいにまとまっており、きちっと作っていて、お正月らしさ、目にも楽しいものでした。ただ、これっていう味や仕事での驚きはなく、印象に欠ける感じはあるかもしれません。まああんまり強烈な個性もビミョウですけど、うなぎ以外の品でもう少しわくわく感がほしかったかな。
事前のネット口コミである程度予想はしていましたが、私の感想もそれらとあまり違いはなかったかなと思いました。
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▲ by totoro6008 | 2013-02-16 23:58 | 天童荘