人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ひげの家(3)---お食事編

福島県高湯温泉「ひげの家」の紹介、次はお食事編です。

いろんな人の口コミから、「ひげの家」=お食事!・・・との評判を聞いていました。お湯がいいのは高湯温泉共通ですから、特徴はやっぱり食事でしょう。でもまあ、料金は普通のお手頃旅館だから、まあ期待しすぎてもねぇ、と微妙な心もちで臨みました。

まずは、夕食です。
食事処でいただきます。
ちなみに、部屋食も1000円プラスで選べますが、お膳スタイルになるので座って食べるのは足がきついらしく、年配の人や畳座りが苦手の人にはお勧めしないようです。
今回夕食をとった食事処は写真がとれなかったので、となりの食事処の写真です。こちらは畳の部屋ですが、同様に椅子&テーブルです。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22455916.jpg

夕食のメニューをみてまずびっくり!
女将さんが手書きでつくるそうです。このクラスの宿はメニューまで造るところは少なく、その凝り方と手のかけ方、メニューラインナップの多さでまず驚きでした。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22320940.jpg
お部屋ごとにテーブルが分かれます。
最初にこれだけセットされていました。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22320041.jpg

先付けの根三つ葉柚子ジュレ掛け、長いも、シイタケです。
非常に繊細な組み合わせ、じゅれでまとまりがあります。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22323482.jpg


蕗のとうの豆腐は、焼物です。
ごま豆腐のような風合いで蕗の苦味がほんのり、おしかったですね。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22324101.jpg

前菜はこの5品です。菜の花のからし和え、牡蠣燻製オリーブオイル漬けなど、おいしかったです。この丁寧さとい和洋おりまぜたセンスの良さに感激しました。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22322677.jpg
おつくりは途中まで食べてからの写真で失礼!
帆立やいかだったかな?3種類ありましたが、どれも新鮮です。マグロをいれるなど、定番にこだわる無理をしていませんね。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22434501.jpg

しんじゃがと春大根の素麺です。だしがさわやか、野菜の素麺風が新鮮で、レモンの酸味も手伝ってするりとはいります。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22435626.jpg

アマダイの東寺蒸し
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22442106.jpg

伝宝焼はこちらの名物だそうです。穴子、白魚、豆腐、ずわい蟹、焼きネギなどを味噌味をしこんでやいたものです。あつあつほくほく、洋風な雰囲気と和のコラボ、なかなかいいアクセントです。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22443336.jpg


日本酒は、120mlのコップ酒で個別はオーダーできます。種類は少なかったですが、緑川のこの日本酒がおいしかったです。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22444221.jpg


しゃぶしゃぶです。まあこちらは手は掛かっていませんが、べたに食べやすくおいしい一品です。うちはここで食事ももってきてもらって、ご飯のおかずで食べました。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22450403.jpg
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22445206.jpg


デザートは苺のババロアです。手作りだそうです。
このラインナップ、圧巻でした!
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22451214.jpg

朝食は隣の食事処で。
お部屋の案内札よこの可憐なお花がおしゃれです。

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22453713.jpg

朝食のラインナップです。わりに普通の和食です。
素朴な煮物や佃煮も含め、かなり品数でしたね。出来合いの佃煮不意は無理しなくてよかったんじゃ?というものがありましたが、このクラスの宿では十分なもてなしです。
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22452978.jpg
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22455032.jpg
サービスのスタッフが適宜、お席でいろんな会話をしながら1~2品ずつもってきてくれるスタイルで、一品ずつの懐石ほどの手間は掛けられていませんが、十分においしい演出と仕立てでした。

とにかくこの料金の宿の食事としてはすばらしく、五つ星だと思いました。

総括して・・・






お湯は高湯ですから間違いなく◎です。
自由に入れる貸切風呂気分がゆったりできますし、男女別浴場もなかなか風情あります。
食事はもう素晴らしいの一言。夕食は、思わず「また食べたい」とすぐに思わせました。器の演出にも気遣いがあり、素材のバラエティも含めて、食事がとても楽しくなります。
お部屋はまあ、トレイついていれば、なんとかこんなもんかな・・・・です。一番しょうがないかな、という感じですかね。アメニティも最低限ですし。
サービスはスタッフがとてもよいので、気持ちよく過ごせます。高級旅館とくらべるものではありませんが、気楽に利用する宿クラスの気配り、気さくさがよいと思いました。

お部屋のおしゃれさなしでもOKなら、すぐにお勧めしたい宿です。
お湯と食事が一番の目的の私たちにとっては、すぐリスト化された宿となりました♪

おまけです♪

いい湯だな、ととろ(笑)
ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22300163.jpg

ひげの家(3)---お食事編_d0080998_22301164.jpg

by totoro6008 | 2014-04-11 23:00 | ひげの家  

<< ふるさとがしのばれる宿 角屋旅... ひげの家(2)---お風呂編 >>